お客様の働く環境を
一緒につくることが仕事
生産システム本部 生産システム部
名古屋生産システム課長清水 直哉
EPISODE 01お客様の働く環境を
一緒につくることが仕事
私は生産システム部という部署で、主に食品工場の中身の設計の仕事をしています。具体的には、製造機械の配置や作業の導線など、設備や内装、生産システムの設計です。お客様の働く環境をつくるようなイメージでしょうか。ひとことで食品工場と言っても扱う食品は様々ですし、どういった製品を、どういった方法で作るかもそれぞれです。当然と言えば当然なのですが、同じもの、例えば同じ名前の加工食品を作るにしても、その会社によって製造過程にも拘りがあり扱う機械も全く違ったものになります。まずは我々がそこを理解しないことにはいい提案はできません。ですので、製造の担当者の方との打ち合わせはもちろんなのですが、お客様の工場に何度もお邪魔して、現場のリーダーや班長など、実際にその場所で製造する方の話を聞かせていただいてます。そこで出てきた要望や改善点などに、潜在的なニーズと言いますか、我々が今まで培ってきたノウハウや経験をプラスしたものをお客様に提案。そして、それを元にまたお客様の要望を聞きながら、こちらの意見をプラスして、と少しずつ設計を積み重ねていきます。こちらは設計や建築のプロだから、と提案を押し付けるのではなく、お客様の話にちゃんと耳を傾けて、積極的に対話をすることが大切ですね。
EPISODE 02より良い製造現場にしたいからこそ変更が出ることも
中設エンジの強みは、建屋や内装はもちろん、電気、給排水、空調などの設備や生産ラインまでを設計、そして施工まで一括して引き受ける「トータルエンジニアリング力」にあります。
だからこそ、途中で計画に変更があっても、フレキシブルな対応ができます。既に着工しているプロジェクトでも変更になることがありますが、できる限り元の工期に間に合うように、設計はもちろん、資材の到着や工事の段取り、コスト、あらゆるところを調整して対応します。色々な角度から検討した結果、最終的にはコストが見合わなくて変更はしないと、なることもあります。
でもやっぱり良いものを作りたいから変更が出るわけで、より安全にもっと効率的に、働きやすい作業環境を作るためには必要なことだと考えています。苦労と言えば苦労ですが、設計というのはより良いものにする作業の繰り返しだと思いますし、そこにやりがいがあります。
EPISODE 03まだまだ色々なプロジェクトにチャレンジしたい
私は新卒で入社したので25年間この会社に勤めていますが、その間に会社も驚くほど変化をしてきました。そのすごい変化の中にいることができたのは、素直に良かったと思っています。というのも本当に色々なプロジェクトに関わらせていただくことができたからです。間違いなくそのことが自身の成長になっています。成長して、力をつけて、また新しいことにチャレンジして。25年間本当にあっという間でした。とはいえ、まだ設計者として未熟ですから色々なプロジェクトに関わらせていただいて、もっと設計について勉強したいと思っていて、もしチャンスがあればまた海外の現場にもチャレンジしてみたいですね。実は2020年にタイのバンコクのプロジェクトに参加させていただいたことがありまして。その時は、日本とは全く異なった環境で、当然建築に関する法律も違いますし、私は英語ができないので現地の人とは絵を描いてコミュニケーションを取ったり、本当に色々な意味で勉強になりました。
EPISODE 04就職活動期間は
自分と真剣に向き合える
チャンス
就職活動っていう限られた短い期間は、真剣に自分に向き合ういい機会だと思うんですよ。自分が何をしたいかって決まっていないなら、まずそこから向き合えば良いと思います。このコロナ禍で、イメージしたような大学生活が送れないままの就職活動だから、きっと不安もあるはず。でも待ってても何も変わらないので、自分の可能性を試す意味でも挑戦する気持ちで、今できることをなんでもやってみればいいんじゃないかなって思いますね。